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2012.01.01

台南の烏山頭水庫(2)八田技師記念室

1930年(昭和5年)4月に工事が完了した後、台北の総督府に戻られた
そうですが、その後もダムの維持管理の指導に当たられたそうです。

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その後、陸軍の南方開発派遣要員の命を受け、広島宇品港から
日本郵船に属する大洋丸に乗船し、フィリピンへ向かう途中の
昭和17年5月8日、アメリカ軍潜水艦の魚雷攻撃を受けた大洋丸は沈没、
部下とともに帰らぬ人となったとあります。


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そして終戦を迎え、日本の統治が終わり、日本人は台湾の地を
離れなくてはならなくなった昭和20年9月、奥様の外代樹さんは、
この烏山頭ダム放水口に身を投げ入れ、まだ45歳という若さで
ご主人の後を追い、この世を去ったそうです。


 
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こちらの記念室では、係の人から「日本の方ですか?」と声をかけていただき、
この烏山頭ダムについての日本語DVDを放映していただきました。
どうもありがとうございました。
 

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記念室からダムへと向かう途中、
工事中に殉職された方々の慰霊碑がありました。

 
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堰堤の階段を登ると…

 
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工事で使用された蒸気機関車が展示されていました。

 
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振り返れば、豊かに水を蓄えたダムを見ることができます。
 
 
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このダムを見渡せるように、ご夫妻のお墓がありました。
 
 
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とても綺麗に整備されています。

現在でも毎年5月8日には、追悼式が行われているそうです。

日本人の私は何も知りませんでした…

日本による統治を受け、様々な感情があるかと思いますが、
台湾の皆様の温かい心に、熱いものがこみ上げてきました。
 
 
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さて、そろそろ次の目的地、高雄へ

ここから公園の入り口までは1kmほどあります。
ちょっと歩き疲れたので、先ほどお世話になった、
タクシードライバーさんの携帯に電話してみることに。

いやぁ、携帯電話というのは便利ですな。
それより、台湾の人に電話をかけるの、少しドキドキです(^^;

中国語会話集を頼りに
「あのー、先ほどの日本人です、シラヤリゾート飯店の前にいます」
なんとか通じたようで、10分ほど待っていると、黄色いタクシーが
目の前に着きました。

さっそく乗り込むと、電話相手のドライバーさんと違います。
あれ?と思っていると、どうやら弟さんのようです。
ドライバーさんの身振り手振りで、何となくそんな感じが分かりました^^
 
  
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隆田駅に到着です。
 
 
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売店で台湾ビールなどを物色(^^)
 
 
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ほぼ定刻の14時30分、電気機関車牽引の呂光511号鳳山行が入線です。
とても親切な駅員さんで、ホームの列車乗車位置まで案内して下さいました。
 
ここから高雄まで1時間少々の汽車の旅となります。
 
 
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16時前に高雄駅到着となりました。
 
 
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高雄駅の改札口で切符の使用済印を押していると、
乗務を終えた、先ほどの呂光511号の列車長さんが、
「日本の方ですか?」と、声をかけて下さいました。

「日本鉄道迷(鉄道ファンです)」と答えると、
列車長さんがニコニコしながら切符に日本語で
メッセージを書き込んで下さいました(^^)

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